札幌市教委　端末整備に向け研修　実機操作し活用法学ぶ　６日間で６１９人参加

（札幌市 2021-01-18付）

各種アプリの操作方法などを学んだ

　札幌市教委は、６～８日と１２～１４日の計６日間、リフレ札幌でＧｏｏｇｌｅ　ｆｏｒ　Ｅｄｕｃａｔｉｏｎに関する研修「Ｋｉｃｋｓｔａｒｔ　Ｐｒｏｇｒａｍ」（コア研修）を実施した。６日間合わせて６１９人が参加。ＧＩＧＡスクール構想における１人１台端末整備の実現に向け、各種アプリにおける操作方法や活用するための情報について、実機操作を通して研修した。

　Ｋｉｃｋｓｔａｒｔ　Ｐｒｏｇｒａｍは、ＧＩＧＡスクール構想における児童生徒１人１台端末整備の実施に備え、整備する端末Ｃｈｒｏｍｅｂｏｏｋの活用推進を図るため、Ｇｏｏｇｌｅが教育機関向けに無償で提供する各種アプリの総称「Ｇ　Ｓｕｉｔｅ　ｆｏｒ　Ｅｄｕｃａｔｉｏｎ」について研修するもの。

　受講者は、事前に自校でオンラインで学習するプレ研修を受講した。

　集合による対面で研修するコア研修は、①１会場の受講数を研修室定員４８人の半数の２４人以内とし、受講者同士の距離を十分に保てるよう２人用机に１人ずつ配置する②休憩時に窓やドアを開けるなど、定期的な換気に努める③手および指の消毒用スプレーを設置する④研修後に使用するタブレット端末等の消毒を行う―など、新型コロナウイルス感染予防対策を徹底して実施した。

　㈱ストリートスマート、イーディーエル㈱の社員が講師を担当。６日間合わせて６１９人が受講し、Ｅｄｕｃａｔｉｏｎの主要サービスを中心とした教員側の操作方法や活用するための土台となる情報を実機操作を通して学んだ。

　市教委は今後、ＧＩＧＡスクールサポーターを来年３月までに各校へ６回程度派遣する。端末活用に関する校内研修や、年度更新作業等のサポートを行う。

(札幌市 2021-01-18付)