全日制は２３３４人　３年度札幌市立高入選　当初出願　平均倍率１.４倍に

（札幌市 2021-01-27付）

札幌市立高校各校の入学者選抜倍率（クリックすると拡大表示されます）

　札幌市教委は２６日、令和３年度市立高校入学者選抜の当初出願状況を発表した。全日制課程６校には募集人数１６８０人に対し、２３３４人が出願。うち、標準枠が３７６人（内数）の推薦入学は、３０１人（同）が出願した。平均倍率は前年度と同率の１・４倍で、市立札幌平岸普通が１・７倍で最も高かった。定時制課程の市立札幌大通の平均倍率は前年度比０・３ポイント減の１・２倍で、普通・午前が０・７ポイント減の１・４倍と大幅に減少した。

　前年度を上回る倍率となった全日制の学校・学科をみると、市立札幌旭丘普通が１・６倍、市立札幌藻岩普通が１・４倍、市立札幌平岸が１・７倍と、いずれも前年度に比べ０・１ポイント増加した。

　一方、市立札幌新川普通が０・３ポイント減の１・２倍となったほか、市立札幌平岸デザインアートが１・１倍、市立札幌清田グローバルが０・９倍、市立札幌啓北商業未来商学が１・０倍と、いずれも０・１ポイント減となった。

　市立札幌清田普通は前年度と変わらず１・５倍だった。

　定時制課程の市立札幌大通は、募集人数２９０人（推薦標準枠１１０人を含む）に対し、３３８人が出願。平均倍率は０・３ポイント減の１・２倍となった。普通・午前が０・７ポイント減の１・４倍、普通・午後が０・１ポイント減の１・５倍、普通・夜間が前年度と同率の０・６倍だった。

　出願変更は、２月２日午後４時まで受け付ける。

(札幌市 2021-01-27付)