さっぽろグローバルスポーツコミッション　新たにスキー学習支援　モデル校に稲積小など５校

（札幌市 2021-01-28付）

　地域活性化のために各種スポーツ大会の派遣などを展開しているさっぽろグローバルスポーツコミッション（＝ＳＧＳＣ、会長・秋元克広札幌市長）は、本年度から新たに小学校スキー学習支援事業を実施する。モデル校の三角山小学校、北九条小学校、山の手小学校、発寒西小学校、稲積小学校の５校にスマイル・サポーターズ（スポーツボランティア）を派遣。サポーターは、用具の持ち運びや脱着の補助など、教員が行う授業を補助する。札幌市スポーツ局、札幌市教委協力。

　ＳＧＳＣは、北海道の豊富なスポーツ資源を活用しながら地域活性化と交流人口拡大に貢献することを目的に平成２８年３月設立。国際的なスポーツイベントの誘致・開催支援活動を推進し、北海道の魅力を発信している。

　また、市民・団体の多様な交流を支えるとともに、スポーツボランティア「スマイル・サポーターズ」を管理し、各種スポーツ大会へサポーターを派遣している。

　今回、スマイル・サポーターズの新たな取組として小学校スキー学習支援事業を展開。スキー学習支援を行う保護者等の確保が困難な小学校にスマイル・サポーターズ（スポーツボランティア）を派遣し、子どもたちの学びを支え、活動の場を拡大することをねらった。

　事業の実施に当たり、令和２年度のモデル校として三角山小、北九条小、山の手小、発寒西小、稲積小の５校を指定。５校計２２回のスキー学習に延べ１３３人のサポーターを派遣する予定だ。

　スキー授業は教員が指導。サポーターは、用具の持ち運びや脱着の補助、スキーが苦手な子どもへの転倒時の補助など、教員の指示による補佐役を担う。

(札幌市 2021-01-28付)