札幌市新川中がメッセージカード　医療従事者を応援！　市ＨＰ掲載　募金活動も

（札幌市 2021-01-28付）

　札幌市立新川中学校（西村春樹校長）は、新型コロナウイルス感染症と向き合って奮闘している医療従事者に向け、感謝と応援の気持ちを込めたメッセージカードを作成した。生徒会を中心に、募金活動と併せて実施。メッセージは、市のホームページでも紹介している。

　同校は毎年１２月、社会情勢に応じて募金活動を実施している。これまで、平成３０年に発生した北海道胆振東部地震にかかる義援金など、生徒会を中心に募金活動を展開してきた。

　ことしは新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、市が創設した新型コロナウイルス感染症札幌ささえあい基金への募金を実施。朝の登校時間に合わせて生徒および教職員から募ったところ、２万３０９１円が寄せられた。

　同時に、市医療従事者応援プロジェクトにも参加。生徒会に所属する生徒が呼びかけ、１枚の紙に生徒から寄せられたメッセージカードを張り付けて作成した。

　メッセージカードには「つらく、苦しい状況の中、大変だと思いますが、頑張って下さい」「応援しています」など、医療従事者に対する感謝と応援の言葉が書かれている。

　西村校長は「学校の中だけでなく、社会情勢に目を向けることが大切。今後も道徳の授業などで、周りの人に対する気付きや感謝の気持ちを育んでほしい」と話していた。

(札幌市 2021-01-28付)