札幌市3年度当初予算案の教育関連事業②
(札幌市 2021-02-03付)

 札幌市の令和3年度当初予算案のうち、教育・子育て関連事業はつぎのとおり。

▼教育委員会②

▽就学事務費=7900万円

 就学援助の申請受付および審査業務における税宛名システム等との情報連携のためのシステム再構築。

▽義務教育児童生徒遠距離通学助成=6300万円 

 遠距離通学の児童生徒への通学定期代の助成。

▽高校等生徒通学交通費助成=1500万円

 石狩管内の高校等生徒の通学交通費助成。

▽高校改革=3400万円

 市立札幌旭丘高校の新学科設置に向けた整備、進路探究学習の推進、高校と企業等の連携を推進する市立高校コンシェルジュの配置、市立札幌大通高校の外部人材活用など。

▽公立夜間中学関係=4600万円

 公立夜間中学の開校に向けた施設改修、開校準備事務など。

▽教育課程等推進=3900万円

 学校支援体制の充実など。

▽外国語指導助手関係=5億5500万円

 126人(増員3人)。

▽算数にーごープロジェクト=2億7900万円

 全市立小学校の5・6年生における25人程度の算数少人数指導の実施および市独自カリキュラムの整備。

▽特別支援教育=7600万円

 医療的ケアが必要な児童生徒に対する看護師派遣など、特別な教育的支援を必要とする児童生徒の教育の推進。

▽学びのサポーター活用=1億8100万円

 特別な教育的支援が必要な子どもに学校生活上の支援を行うための学びのサポーター等の配置。

▽山の手養護学校移転=1億4100万円

 市立山の手養護学校の道医療センター新病棟等への移転に伴う費用。

▽スクールカウンセラー活用=2億4800万円

 いじめや不登校等の課題に対応する臨床心理の専門的知識を有するスクールカウンセラーの配置。

▽スクールソーシャルワーカー活用=2500万円

 関係機関と連携して子どもや家庭の支援体制を整備するためのスクールソーシャルワーカーの配置。

▽部活動外部人材活用=7100万円

 顧問の確保が困難であり、部活動の継続または新設が難しい中学校に対する部の運営・技術指導を行う外部人材の派遣。

▽相談支援パートナー事業=1億600万円

 不登校の子どもや家庭に対するきめ細かな支援を行う相談支援パートナーおよび担当区の小学校の不登校支援についての指導助言などを行う相談支援リーダーの配置。

▽進路探究オリエンテーリング事業=930万円

 専修学校・各種学校と連携した夏休み期間等における中学生対象の職業体験講座の実施。

▽観察・実験アシスタント事業=1200万円

 小学校の理科の学習における観察・実験活動の充実を目的とした外部人材の活用。

▽いじめ対策・自殺予防=1300万円

 教職員への研修、関係機関との連携協力会議の開催およびネットパトロールの実施。

▽課題探究的な学習モデル研究=2200万円

 中等教育学校におけるIBカリキュラムや情報通信機器を活用した課題探究的な学習モデルの研究。

▽学校図書館活用促進=1億500万円

 学校図書館の活用を促進し、児童生徒の読書活動の充実を図ることを目的とした図書館の環境整備等を担うボランティアの派遣および学校司書の配置。

▽教育センター運営管理=5300万円

 特別な支援を必要とする子どもへの相談などを総合的に行う体制の整備。

▽幼児教育センター関係=6500万円

 幼児教育支援員の体制拡充および市立幼稚園9園における預かり保育の実施。

▽奨学金支給=1億2000万円

 奨学金支給者数1500人。

▼中央図書館

▽仮称・市読書活動推進・図書館振興計画策定=120万円

 さっぽろっこ読書プランおよび市図書館ビジョンの統合計画策定。

▽読書チャレンジ・子どもの読書活動推進=610万円

 図書館デビュー事業、進路探究オリエンテーション事業などの実施。

(札幌市 2021-02-03付)

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