新十津川町３年度予算案　子育て世代支援センター開設　教育費３.６％減の５億

（市町村 2021-02-15付）

　【岩見沢発】新十津川町は１２日、令和３年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比１９・６％減の総額７０億４０４５万円。教育費は、小学校前庭整備の完了によって３・６％減の４億９５５０万円となっている。

　主なものでは、小・中学校の特色ある教育推進に５０００万円を計上。新規事業では、総合健康福祉センター内に子育て世代包括支援センターを開設する。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▼みんなでつくる健やかなまち

▽子ども生活応援＝９３３万円

　ポイントカード会が導入した新ポイントカードシステムに対応した得きっずカード事業を展開。

▽新十津川保育園外構改修（新規）＝１５００万円

　屋外フェンス更新。

▽子育て世代包括支援センター運営（新規）＝４６万円

　総合健康福祉センター内に子育て世代包括支援センターを開設。

▼みんなでつくる学びのまち

▽育英＝１６８４万円

　奨学金貸付上限額引き下げ継続。

▽新十津川農業高教育振興＝４００万円

　大会活動・定期券購入・資格取得などの費用を助成し、道立高校の特色ある学校づくりを支援。

▽小・中学校の特色ある教育推進＝５０００万円

　専門講師を招いての体育授業や修学旅行での震災体験プログラムなど、特色ある教育を支援。

▽農村環境改善センター改修＝７２８万円

　大規模改修に向けた実施設計。

▽アートの森（かぜのび）改修＝２２０万円

▽絵本ふれあい＝２６万円

　２歳を迎えた子どもに、世界に１冊だけのパーソナル知育絵本を贈呈。

(市町村 2021-02-15付)