道教委　リーフレット第２弾　体調管理の対応記載　高校入選控える生徒らに

（コロナウイルス関連 2021-02-16付）

　道教委は、令和３年度高校入学者選抜を控える受検生とその保護者に向けて、新型コロナウイルス感染症の感染者や濃厚接触者の取り扱いについて留意事項をまとめたリーフレット『高校受検に関する留意事項について～受検生・保護者の皆さんへ』を作成した。無症状の濃厚接触者で初期スクリーニングの結果が陰性であるなどの要件を満たしている場合は受検可能であることなどを示す一方、体調管理に関する対応についても記載している。

　道教委は１月８日付で、リーフレット『高校を受検する受検生・保護者の方へ～新型コロナウイルス感染防止のための注意事項』を作成した。

　今回は第２弾。１２日付で、３月３日に控える学力検査等に臨めるようリーフレット『高校受検に関する留意事項について～受検生・保護者の皆さんへ』を発行した。

　リーフレットの内容をみると、受検者に対して、学力検査当日は、検査ごとに換気するため室内が寒くなることが予想されるため、体温調整できるよう、脱ぎ着しやすい服を着用することなど工夫点を記載。保護者に対して、体調が優れない家族がいる場合、同じ部屋での食事や睡眠をとらないよう細心の注意を呼びかけている。

　学力検査と面接等について受検を認めないのは、新型コロナウイルス感染者または濃厚接触者のうち症状のある人に限定。ただし、無症状の濃厚接触者のうち、初期スクリーニングの結果が陰性であり、３つの要件等を満たした場合は受検が可能であることも記載している。

　一方、濃厚接触者に特定された場合の対応も掲載。保健所から濃厚接触者に特定されたと連絡を受けた場合は、速やかに中学校へ申し出るよう要請。

　初期スクリーニングの結果が陽性と出た場合、保健所等による健康状態の観察が３月３日までに終了していない受検生は、学力検査等を受検できないとし、１７日の追検査を受けるよう勧めている。

　受検の判断に迷う場合は、別紙の健康状態チェックリストを活用するよう求めている。

(コロナウイルス関連 2021-02-16付)