全日制は２０８０人　札幌市立高入選　再出願後状況

（札幌市 2021-03-02付）

　札幌市教委は１日、令和３年度市立高校入学者選抜再出願後の出願状況を発表した。全日制課程６校には推薦入学者を除いた実質募集人員１４３５人に対し、２０８０人が出願。標準枠が３７６人の推薦入学は２４５人が出願。平均倍率は前年度比０・１ポイント減の１・４倍で、市立札幌平岸・普通が１・７倍と最も高くなった。定時制課程の市立札幌大通の平均倍率は前年度比０・４ポイント減の１・２倍で、普通・午前が０・７ポイント減の１・０倍、普通・午後が０・２ポイント減の１・５倍となった。

　前年度を上回る倍率となった全日制の学校・学科は、市立札幌平岸・普通が０・１ポイント増の１・７倍となったほか、市立札幌藻岩・普通が０・２ポイント増の１・６倍、市立札幌清田・普通が０・１ポイント増の１・６倍となった。

　また、市立札幌平岸・デザインアートが１・１倍、市立札幌清田・グローバルが１・０倍、市立札幌新川・普通が１・３倍で、それぞれ０・２ポイント減となったほか、市立札幌啓北商業・未来商学が１・０倍で０・１ポイント減となった。

　市立札幌旭丘・普通は、前年度と変わらず１・６倍だった。

　定時制課程の市立札幌大通は、推薦入学者を除いた実質募集人員１８０人に対し２０７人、標準枠が１１０人の推薦入学は１１０人が出願。平均倍率は０・４ポイント減の１・２倍となった。

　うち、普通・午前は０・７ポイント減の１・０倍、普通・午後は０・２ポイント減の１・５倍、普通・夜間は０・２ポイント減の０・９倍となった。

　あす３日に学力検査を行い、１６日に合格発表。第２次募集の願書は、２３日から２４日午後４時３０分まで受け付ける。２６日までに第２次募集の合格発表を行う。

(札幌市 2021-03-02付)