１２６人　小学校３人増員　札幌市教委　３年度ＡＬＴ

（札幌市 2021-03-16付）

　札幌市教委は外国語指導助手（ＡＬＴ）について、令和３年度は１２６人の配置を計画している。２年度の小学校における新学習指導要領全面実施によって３・４年で外国語活動が本格実施されたことなどに伴い、３年度は市内小学校に３人増員して３２人配置する見通し。これまで一部の学校で導入していた小学校３・４年（中学年）での配置を積極的に進めていく方針だ。増員する３人のＡＬＴは、民間業務委託（Ｎｏｎ―ＪＥＴ　ＡＬＴ）とする。

　２年度の小学校の新学習指導要領全面実施によって、これまで５・６年で実施していた外国語活動を３・４年で行い、５・６年で外国語（英語）科が始まったことから、ＡＬＴの必要性が一層高まってきている。市教委では、ＡＬＴを配置することで外国語教育における児童生徒のコミュニケーション能力の育成と国際理解教育の充実を図っている。

　３年度は、小学校に３人増員して３２人、中学校に８３人、高校に１０人、特別支援学校に１人の配置を予定。これまで各学校の裁量で一部の学校で導入していた小学校中学年での配置を積極的に進めていく考えだ。

　なお、２年度に続き、増員するＡＬＴはすべて民間委託とする。

(札幌市 2021-03-16付)