札幌市野外活動教育研究会　新会長に楠本校長　学校教育に生かす研究を

（札幌市 2021-03-17付）

　札幌市野外活動教育研究会は、令和３年度の活動方針や役員などを決めた。３年度の重点として「野外活動指導者としての資質の向上」「学校教育と社会教育を関連付け、学校教育に生かす実践的研究」など４点を設定。役員改選では、新会長に八軒北小学校の楠本一紀校長を選出した。

　新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から１～５日に誌上開催した総会・研修会で決定した。

　研究会はこれまで「どの子にも豊かな自然体験を」をテーマに掲げ、子どもたちの心身の健全な育成の実現を目指し、実践・研究を進めてきた。

　３年度は、各会員の資質の向上を図るとともに、これまで培ってきた研究成果を発揮し、札幌市の教育活動に貢献するための方策について、市教委、市教育協会との連携・協力を強め、継続的に考察・実践を進めていく。

　活動の重点には、①野外活動指導者としての資質の向上②学校教育と社会教育を関連付け、学校教育に生かす実践的研究③組織を活性化させるための取組④今後に向けた取組―の４点を設定。様々な状況下における野外活動や研修の在り方について研究を推進するとともに、これまで積み上げてきた成果が発揮されるよう、情報の集積や発信を継続する。

　また、関係者と手を携え、学校教育と社会教育の連携を強化し、新しい時代に求められる要請に応えるため、各種取組を推進していく。

　役員改選では、新会長に八軒北小の楠本校長を選出した。

　３年度の役員はつぎのとおり。　　　　＝敬称略＝

▽会長＝楠本一紀（八軒北小校長・新）

▽副会長＝相馬聡（東園小校長）、長堀裕信（手稲中央小教頭）

▽事務局長＝増子義仁（三里塚小校長）

(札幌市 2021-03-17付)