スノーバレー普及図る　３年度　屋外スポーツの魅力発信

（札幌市 2021-03-22付）

　札幌市スポーツ局は、１８日の札幌市議会予算特別委員会で、令和３年度から屋外ウインタースポーツの魅力発信に向け、新たにスノーバレーを普及する取組を展開する意向を示した。

　スノーバレーは、屋外で３対３で行われ、６人制バレーよりも小さなコートで手軽に行えるスポーツ。競技スポーツとして２０２６年の冬季オリンピックの正式種目入りを目指している。

　田中斉スポーツ部長は、スノーバレーについて「オリパラの招致を目指す市にとってふさわしいスポーツ」とし、「コロナ禍にあり、屋外で気軽に取り組むことができるスポーツの魅力を発信できることは、特に運動不足になりがちな冬季間においては極めて重要」との認識を示した。

　その上で、３年度から屋外ウインタースポーツの魅力発信に向け、雪上のビーチバレーといわれるスノーバレーの普及のため、新たにイベントを開催する意向を表明。「今後も降雪地域における新たな魅力発信や、体験機会を計画することで市民が雪に親しみ、楽しみながら札幌らしい健康づくりができるよう取り組んでいく」との考えを示した。

　たけのうち有美議員（民主市民連合）の質問に答えた。

(札幌市 2021-03-22付)