２年度道教育実践表彰伝達式　地域体験学習など高く評価　オホーツク局　表彰状伝達

（道・道教委 2021-03-31付）

　【網走発】オホーツク教育局は２３日と２６日の２日間、令和２年度道教育実践表彰伝達式を挙行した。伊賀治康局長が各受賞者を訪問し、表彰状を授与。学校教育の向上に貢献した功績をたたえた。

　本年度道教育実践表彰で、オホーツク管内からは、学校表彰で斜里町立知床ウトロ学校（小野寺哲浩校長）、教職員表彰で湧別町立湧別小学校の土谷亮祐教諭、北見市立三輪小学校の境田正吾主幹教諭、大空町立東藻琴小学校の尾中基浩教諭、若手教職員等奨励賞で網走市立潮見小学校の沢田早生教諭と網走養護学校の古谷太一教諭の１校５人が選ばれた。

　伝達式は、２３日に知床ウトロ学校、東藻琴小、潮見小、網走養護の４校、２６日に湧別小と三輪小の２校で挙行。伊賀局長が各受賞者に表彰状を手渡し、栄誉をたたえた。

　受賞者のうち、学校表彰を受賞した知床ウトロ学校は、道教委「道ふるさと教育・観光教育等推進事業」の実践校として、体験的な学習などを推進。また、コミュニティ・スクールの導入や地域コーディネーターの配置を行い、地域とともに取り組む教育実践を進めてきたことなどが高く評価された。

　小野寺校長は「歴代の校長やすべての教職員、保護者や地域の皆さんと一緒に受賞したものだと感じている。義務教育学校に移行して５年間の成果と課題をしっかりと検証し、ふるさと教育を推進するとともに、“９年一貫教育”と“オープンイノベーション”を学校経営の柱に６年目を迎え、未来を生きる子どもたちの資質・能力を育んでいきたい」と述べた。

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