文科大臣優秀教職員表彰　道若手教職員等奨励賞　上川局が伝達式　歴代の実践継承　玉井校長若手教員に還元　藤堂教諭　旭川市大有小、知新小

（道・道教委 2021-03-31付）

左から河野局長、玉井校長、齋藤教頭、黒蕨教育長

　【旭川発】上川教育局は２３日、旭川市教委で旭川市内２者の表彰に対する表彰状伝達式を執り行った。大有小学校（玉井一行校長）教職員一同が令和２年度文部科学大臣優秀教職員表彰を受賞。知新小学校（千葉昌之校長）の藤堂彩華教諭が２年度道教育実践表彰で新設された若手教職員等奨励賞を受賞した。河野秀平局長が玉井校長と藤堂教諭に表彰状を手渡し、功績をたたえた。

　大有小は、平成２５年度から道教委「学校力向上に関する総合実践事業」の実践指定校として、人材育成の体制を構築するなど、包括的な学校改善に大きな成果を上げてきた。３０年度に管内教育実践表彰、元年度に道教育実践表彰で学校表彰を受けている。

　知新小の藤堂教諭は、管内国際理解教育研究協議会において本道や管内国際理解教育の振興と充実に大きな成果を上げているほか、市授業力向上プロジェクト「外国語チーム」における実績が高く評価されている。

　２３日、上川教育局の河野局長が市教委を訪れ、玉井校長と藤堂教諭に表彰状を伝達。これまでの実践の功績をたたえた。

　同席した黒蕨真一教育長は、大有小に対し「歴代の校長が長らく実践されてきた成果。ぜひ他校にも広めてもらいたい」と期待。藤堂教諭に対しては「これを励みに、今後もリーダーとして頑張ってほしい」と激励した。

　玉井校長は「組織表彰として、歴代の教職員が実践してきたことを評価されたことで、今後も学校組織・チームとしての取組に自信をもって進めることができる」と喜びの言葉を述べるとともに、引き続き教職員みんなが一歩ずつ歩みを進めながら、若手教員と児童が共に育つ取組を今後もつなげていくことを期待した。

　藤堂教諭は「多くの若手教員が様々な取組を行っている中“私でいいのか”と思うと同時に、これまでの取組が報われてありがたく思う。多くの先輩方に支えられてきたので、今後は私から若手教員に還元していきたい」と話していた。

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左から河野局長、藤堂教諭、千葉校長、黒蕨教育長

(道・道教委 2021-03-31付)