全日本スノーボード選手権２冠達成　五輪金メダルを目標に　住永選手が札幌市表敬訪問

（札幌市 2021-04-05付）

　第３９回ＪＳＢＡ全日本スノーボード選手権大会Ｕ―１５男子部門で優勝した住永翔吾選手は３月２６日、札幌市役所を表敬訪問した。住永選手は、石川敏也副市長と田中斉スポーツ部長（当時）に、大会結果を報告したほか、スノーボードを始めた経緯などを説明。将来、オリンピックで金メダルを獲る目標を宣言し、「これからもよい成績を残せるよう頑張りたい」と決意を語った。

　住永選手がスノーボードを始めたのは４歳のころに両親と一緒にスキー場で滑ったことがきっかけ。昨年８月に埼玉からさっぽろばんけいスキー場が近くにある札幌市中央区宮の森に移住し、過日、宮の森中学校を卒業した。

　住永選手は３月１１・１２日に長野県で開催された第３９回ＪＳＢＡ全日本スノーボード選手権大会Ｕ―１５男子部門において、同じコースを同時に２人が滑走して勝ち上がり形式で競い合うデュアルスラロームと、滑降と回転を組み合わせたコースを滑り、タイムを競い合うジャイアントスラロームでいずれも優勝に輝いた。

　この日、住永選手と母親の真理子さんが石川副市長のもとを訪問した。

　住永選手は、大会結果を報告したほか、スノーボードを始めた経緯などを説明。「一番大きな目標はオリンピックで金メダルを獲ること。そのために２０３０年に開催予定の札幌オリンピックの出場を目指してこれからもよい成績を残せるよう頑張りたい」と将来の夢を語った。

　石川副市長は「全日本の選手権大会で見事優勝されたことは、札幌市にとって誇り」とたたえ、今後の一層の活躍に期待を寄せた。

(札幌市 2021-04-05付)