札幌市教委　３年度札教研事業　研究集会を春と秋に　継続研究期間１年延長

（札幌市 2021-04-08付）

　札幌市教委は、新型コロナウイルス感染症の影響で令和２年度中止した札幌市教育研究推進事業（＝札教研事業）における研究集会などの各研究活動について、本年度は実施する方向で検討している。元年度からの２ヵ年継続研究を１年間延長する。各学校の教職員が小学校１１研究部、中学校１０研究部、小・中合同５研究部の計２６研究部の中から選択した研究活動を引き続き推進する。３年度春の研究集会は６月８日に、秋の研究集会は１０月１３日に開催する予定。

　札教研事業における各研究部は、令和元年度からの２ヵ年で研究を推進。研究最終年度となる２年度は、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、４月から６月の研究部会および春の研究集会などの一部を中止し、また、全体で集まる秋の研究集会や第７回全市研究部会、校内研究推進にかかわる研修会も中止した。市教委では今後の研究推進が困難と考え、２年度までの２ヵ年継続研究を３年度まで１年間延長した。

　事業の実施に当たり、管理職を含む各学校の教職員は、小学校１１研究部、中学校１０研究部、小・中合同５研究部の計２６研究部の中から１研究部を選択し研究活動を推進している。

　また、各研究部の研究活動の成果を交流し、深め合う場として、授業公開を原則とした研究集会を開催。３年度は、春の研究集会を６月８日、秋の研究集会を１０月１３日に開く予定。開始時刻は、いずれも午後１時３０分か、２時を設定している。

　参加に当たっては、所属する研究部の集会に参加する。所属長の判断によって、同区内の他研究部への参加も可。

　授業公開を設定する場合は、児童生徒の生活時程に配慮し、開催時刻は午後１時３０分を原則とする。

　なお、所属する人数の多い研究部については、１区につき複数の授業が公開できる。

(札幌市 2021-04-08付)