札幌市立中に１４６６８人　入学式　心のふれあい大切に　平岡中の小池校長

（札幌市 2021-04-08付）

あいさつから始まると、呼びかける小池校長

　札幌市立中学校９７校は７日、入学式を一斉に執り行った。１万４６６８人が新しい制服に身を包み、期待を胸に式に臨んだ。

　うち、平岡中学校（小池千秋校長）には１９１人が入学。新型コロナウイルス感染症対策のため、１年生とその保護者のほか、生徒会の生徒など一部の在校生のみで行った。

　小池校長は「新しい出会いはあいさつから始まる」とし、「人と人のつながりや心のふれあいを大切にしてほしい」と呼びかけた。

　続いて、生徒会長の野口穂乃実さんが「あいさつが溢れる平岡中を一緒につくっていこう」と歓迎の言葉を述べた。

　新入生代表のあいさつでは、阿部花香さんが登壇。「行事や生徒会活動など積極的に取り組み、挑戦することを忘れずに行動していきたい。私たちの歩みを温かく見守ってほしい」と抱負を述べた。

　このほか、スクールバンドが歓迎演奏。生徒会の生徒など一部の在校生とともに１年生の入学を祝った。

なお、市立小学校は６日に入学式を終え、市立高校・特別支援学校は、きょう８日と９日に予定。市立幼稚園は、１２日に入園式を執り行う。

(札幌市 2021-04-08付)