道教委　地学協働活動推進事業　１２校で探究型教育推進　高校・自治体・産業界つなぐ

（道・道教委 2021-04-27付）

　道教委は、令和３年度新規事業「北海道ＣＬＡＳＳプロジェクト（地学協働活動推進実証事業）」の研究指定校を決めた。道内４ブロックごとに推進校、連携校を各１校指定。加えて、前年度まで取り組んできた高校ＯＰＥＮプロジェクトの研究指定校をサポート校として４校指定した。道央ブロックでは、推進校に当別高校、連携校に夕張高校、サポート校に余市紅志高校を選定。高校と自治体、産業界をつなぐ課題探究型のキャリア教育を本格的にスタートさせる。

　事業は、地域と学校の連携・協働体制を整備し、活動を通じて「まち・ひと・しごと」と「学び」のつながりづくりを図り、地域コーディネーターを配置し、高校と自治体や産業界をつなぎ、地域課題探究型のキャリア教育などを推進するもの。指定期間は、３年度から３年間。

　今回、道央・道南・道北・道東の各ブロックごとに推進校４校、連携校４校を指定。道央の推進校は当別高、連携校は夕張高、道南の推進校は白老東高校、連携校は鵡川高校、道北の推進校は上富良野高校、連携校は豊富高校、道東の推進校は帯広三条高校、連携校は本別高校。

　また、前年度で３ヵ年の計画を終了した道ふるさと・みらい創生推進事業「高校ＯＰＥＮプロジェクト」の研究指定校４校をサポート校に指定。道央は余市紅志高、道南は函館水産高校、道北は旭川農業高校、道東は帯広工業高校とし、これまで取り組んできたノウハウを推進校・連携校に伝達する役割を担う。

　なお、５月中旬には、遠隔会議システムを活用して説明会を行う予定。

　研究指定校はつぎのとおり。

▼道央

▽推進校＝当別

▽連携校＝夕張

▽サポート校＝余市紅志

▼道南

▽推進校＝白老東

▽連携校＝鵡川

▽サポート校＝函館水産

▼道北

▽推進校＝上富良野

▽連携校＝豊富

▽サポート校＝旭川農業

▼道東

▽推進校＝帯広三条

▽連携校＝本別

▽サポート校＝帯広工業

(道・道教委 2021-04-27付)