第７２回全国学校給食研究協議大会　連携・協働し食育推進　道教委　１０月開催へ実行委設立

（道・道教委 2021-04-30付）

　道教委は２３日、道庁別館で第７２回全国学校給食研究協議大会北海道実行委員会設立総会を開催した。委員長を務める小玉俊宏教育長は、多くの関係者が参加し、学校・家庭・地域が連携・協働して食育の充実につながるよう期待。ホテルライフォート札幌を会場とし、オンラインで全国の参加者に動画を配信するなど、今後の方向性を確認した。

　大会は、学校における食育を推進する上で重要な役割を担う学校給食の在り方について研究協議を行い、学校給食関係者の資質向上を図ることが目的。本道を主会場とするのは６８年ぶりで、１０月２１日から２日間、札幌市からオンラインで開催する予定。

　実行委員会の設立総会で小玉教育長は、学校給食に関係する多くの関係者が参加し、子どもたちの食をめぐる課題に対する共通理解を図るとともに、学校給食の役割について理解を深めるよう期待。「わが国有数の食料供給地域といわれる本道の特色を生かし、安全・安心な学校給食を生きた教材とし、学校・家庭・地域が連携・協働した食育の一層の充実につなげていきたい」と述べた。

　議事に入り実行委員会の会則を決定。道教委教育長を委員長とし、札幌市教委教育長、道学校給食研究協議会会長、道小学校長会会長、道中学校長会会長、道特別支援学校長会会長などを委員とすることを定めた。

　総会後に第１回実行委員会を開き、事業計画や予算を決定。ホテルライフォート札幌を全大会、分科会の会場とし、オンラインで開催する方針を確認した。

　今後、各分科会の発表者、指導助言者、講師やシンポジストを決定し、８月の第２回実行委員会で大会準備の進ちょく状況を確認するなど、開催に向けた準備を進めていく。

　なお、事前アンケートを７月３１日まで受け付けており、開催告知のリーフレットのＱＲコードから入力できる。

(道・道教委 2021-04-30付)