道教委が女性教職員活躍推進会議　女性管理職１５％に向け　候補者の計画的育成など要請

（道・道教委 2021-04-30付）

　道教委は２６日、道庁別館で女性教職員の活躍推進にかかる会議をオンライン開催した。本年度からスタートした特定事業主行動計画（第２期）の概要を説明。管理職員に占める女性職員の割合を１５％とする目標の達成に向け、候補者の計画的な育成や公宅入居への配慮などを求めた。

　会議は、女性活躍推進法に基づく特定事業主行動計画（第２期）が、本年度、開始したことを踏まえ、計画推進に向けた今後の取組を共有することが目的。ウェブ会議システムを通し、各教育局の局長ら１４人が参加した。

　開会に当たり伊賀治康教職員局長は、管理職員の性別構成が児童生徒の男女共同参画への意識に影響を与え得ることなどを踏まえ、女性教職員の活躍に向けた取組を積極的に進める重要性を強調。令和７年度末までに管理職員に占める女性職員の割合を１５％とする目標の達成に向け、粘り強く効果的な取組を継続していく考えを示した。

　続いて、我妻宏志課長補佐が特定事業主行動計画（第２期）の概要を説明。各管内で開催する女性教職員活躍推進会議では男性を構成員に加えるなど、男性職員の意識改革に資するための配慮を求めた。

　このほか、女性教職員が早い段階から学校経営に参画するといった管理職候補者の計画的な育成、公宅入居への柔軟な取扱いなどを要請。すべての地域で女性管理職の目標値の達成に向けた取組を進めることを確認した。

(道・道教委 2021-04-30付)