道公教　総会研修会を書面開催　新会長に山口氏（札幌市新川中）　感染対策講じ９月に大会

（関係団体 2021-05-18付）

道公教・山口貴治新会長

　道公立学校教頭会は、令和３年度総会研修会を書面開催した。延期していた第５４回道公教研究大会帯広大会を、新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で９月１７・１８日に開催する方針を決定。西村貴史会長に代わる新会長に札幌市立新川中学校の山口貴治教頭を選任。「“学びを止めない”道公教をさらに確立させていく」と決意を示した。

　本年度の活動の重点では、感染症の拡大防止を考慮した各地区教頭会における研究実践交流、要請活動の積極的な推進など４点を定めた。

　活動計画では、感染症対応の情報を交流する第１回理事研修会を６月２５日に開催し、前年度に創立５５周年を迎えたことを踏まえ、記念講演会を行う。

　新型コロナウイルス感染症の影響で延期していた第５４回道公教研究大会帯広大会については、９月１７・１８日に開催。帯広市教頭会が中心となって準備を進める。参加人数を調整しての開催を目指すが、感染症の状況を見極めつつ開催方法などを検討する。

　役員改選では、新会長に札幌市立新川中の山口教頭を選出。

　山口新会長は、感染症対策、いじめ・不登校、働き方改革などの教育課題が山積する中、副校長・教頭の役割が一層大きくなっていると強調。熱の伝わる研修会の実現を第一としながら、動画配信による活動報告、オンライン研修なども取り入れ活動を進めるとし、「“学びを止めない道公教”をさらに確立させていく」と述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。

　＝すべて新任、敬称略＝

▽会長＝山口貴治（札幌市新川中）

▽副会長＝山口歩（恵庭市恵み野中）、高橋一哉（稚内市天北小中）、吉田拓史（函館市昭和小）、佐藤恵美（浦河町浦河第一中）、山舘孝志（白糠町庶路学園）、本間聡（札幌市中の島小）

▽事務局長＝坪井康彦（札幌市発寒東小）

▽会計＝涌井摩知子（札幌市東光小）

▽監査＝三上智之（余市町大川小）、加納克則（小平町小平小）、間宮真一（せたな町北檜山小）、曽根秀彰（岩見沢市清園中）、片貝卓也（釧路市芦野小）、西村貴史（札幌市旭小）

(関係団体 2021-05-18付)