文科省 公立小・中正規教員割合 道98・9% 全国2位 札幌市も平均超95・5%(国 2021-05-21付)
文部科学省は、公立小・中学校の教員定数に占める正規教員の割合(令和2年度)をまとめた。札幌市を除く道内では98・9%となり、全都道府県・政令指定都市では東京に次いで2番目に高い。札幌市は95・5%で、全国平均の92・9%を上回った。
17日の今後の教職員定数の在り方等に関する国と地方の協議の場(第1回)で示したもの。
全国の都道府県・政令指定都市における公立小・中学校等の教員定数の標準に占める正規教員(校長、副校長、教頭、主幹教諭、教諭、助教諭、講師)の割合を調べた。調査時点は令和2年5月1日。
教員定数に対する正規教員(再任用教員含む)の割合は、全国平均が92・9%。札幌市を除く道内は98・9%、札幌市は95・5%だった。なお、最高は東京都の105・1%、最低は沖縄県の83・7%。
正規教員に臨時的任用教員、非常勤講師を含めた割合をみると、札幌市を除く道内は101・6%、札幌市は101・1%となり、いずれも全国平均の101・7%を下回っている。
(国 2021-05-21付)
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