函館市教委　３年度モデル事業　ＩＣＴで不登校生支援

（市町村 2021-06-18付）

　【函館発】函館市教委が実施する令和３年度モデル事業の概要がまとまった。計３事業に１３校を指定。うち、本年度新たに取り組むのは「ＩＣＴ等を活用した不登校および不登校の傾向がみられる児童生徒への支援にかかるモデル事業」。五稜郭中学校と巴中学校を指定し、不登校の子どもたちのニーズに応じた学習支援にかかる取組を推進する。

　本年度のモデル事業の概要および指定校はつぎのとおり。

▼１人１台端末の効果的な活用に向けた実践事業

▽指定校＝弥生小、あさひ小、千代田小、大森浜小、駒場小、湯川小、桔梗小、北昭和小、北中、椴法華中

　１人１台端末を活用している学校の取組状況や課題について、モデル校における効果的な活用を図る。

▼ＩＣＴ等を活用した不登校および不登校の傾向がみられる児童生徒への支援にかかるモデル事業（新規）

▽指定校＝五稜郭中、巴中

　不登校の子どもたちのニーズに応じた学習支援にかかる取組を推進する。

▼研究モニター校における専科教諭の効果的な活用について（外国語教育）

▽指定校＝北美原小

　主に高学年の外国語教育における小学校専科教諭の効果的な活用の在り方について検討する。

(市町村 2021-06-18付)