教職員優先を検討　新型コロナワクチン接種　留萌管内４自治体　保育士など含め

（市町村 2021-06-14付）

　【留萌発】新型コロナウイルスのワクチン接種について留萌管内では、複数の自治体で学校の教職員などへの優先的な接種を検討している。学校など大きな集団でのクラスターが発生する可能性等を考慮したもの。現在、４つの自治体で検討を進めている。

　管内自治体では、６５歳以上の７月末完了に向けてワクチン接種が進められている。続けて、基礎疾患がある人や６５歳以下を対象に順次ワクチンを接種していく予定。

　学校などを含めた集団において、クラスターが発生する可能性があることから、４つの自治体で教職員などへのワクチンの優先的な接種を検討。このほか、高齢者施設の職員、保育士などが優先接種の対象に挙がっている。

　また、ファイザー社のワクチンの接種対象年齢が１６歳以上から１２歳以上に引き下げられたことについて、各自治体では１２歳まで引き下げて希望者にワクチン接種を行う予定。１２～１６歳についてはワクチン接種のデータが少ないため、副反応等の恐れから、接種自体について慎重に検討している自治体もある。

(市町村 2021-06-14付)