「まん延防止」踏まえた道立校部活動　石狩　７月１１日まで休止　石狩以外は内容厳選　道教委

（コロナウイルス関連 2021-06-22付）

　道教委は１８日、まん延防止等重点措置を踏まえた学校における新型コロナウイルス感染症対策の方針を決定した。７月１１日までの間、石狩管内の道立学校では部活動の原則休止を継続し、高体連などの大会参加に向けた活動のみに限定。それ以外の学校では時間、人数、場所などを厳選し、対策を徹底して実施する。

　国による緊急事態宣言の解除、まん延防止重点措置の適用を踏まえ、道は１８日の道感染症対策本部会議で、北海道におけるまん延防止等重点措置を決定。２１日から７月１１日までの間、措置区域である札幌市において感染拡大防止のため必要な措置を講じるほか、経過区域（石狩管内の７市町村、小樽市、旭川市）で段階的緩和の観点から一層の対策の徹底を働きかけるとした。

　道教委は１８日付で通知「まん延防止等重点措置を踏まえ学校における新型コロナウイルス感染症対策」を各教育局長、道立学校長、札幌市を除く市町村教委教育長に発出。７月１１日までのまん延防止等重点措置期間における感染症対策の留意事項を「石狩管内の道立学校」「石狩管内の道立学校と札幌市以外の小・中学校」で示した。

　併せて、大会等への参加における感染症対策について改訂。石狩管内の道立学校では、これまでと同様に部活動は原則休止し、高体連など大会（地区・支部、全道）に参加する活動に限り感染症対策を徹底して実施する。

　石狩管内の道立学校以外の学校については、時間、人数、場所などを厳選し、対策を徹底して実施するとした。

(コロナウイルス関連 2021-06-22付)