江差で教職員優先調整　本紙調査　檜山管内ワクチン接種

（コロナウイルス関連 2021-06-22付）

　【函館発】新型コロナウイルスのワクチン接種について、檜山管内では江差町が教職員や保育園の職員などが優先的に接種できるよう、現在調整しているほか、３町が教職員などを対象とした優先接種枠を設けることなく、順調にワクチン接種が進められていることが分かった。本紙調査によると、上ノ国町では、７月５～８日の４日間で教職員を含めた集団接種を実施。厚沢部町では９月上旬までに希望者に対するワクチン接種が完了する予定としている。

　管内自治体のうち、厚沢部町では希望するすべての町民に対する接種を９月上旬までに完了する予定。

　上ノ国町では、７月５日から６４歳以下のワクチン接種を開始。教職員を含めた集団接種が８日までの４日間で行われる。

　江差町では接種の受付に関し、コールセンターに加えて無料通話アプリ「ＬＩＮＥ」の活用も検討。また、学校の教職員や保育園の職員に対して優先的に接種できるよう、現在調整している。

　檜山管内の自治体における教育関係者のワクチン接種状況はつぎのとおり（１８日現在）。

▼江差町＝教職員、保育園の職員など教育関係者を優先的に接種できるよう、調整中

▼上ノ国町＝７月５～８日の４日間、教職員を含めた町民の集団接種を実施

▼厚沢部町＝希望するすべての町民への接種が９月上旬までに完了する見込み

▼乙部町＝従事者を優先し、各年齢層の枠で接種する方針

▼今金町＝未定

▼せたな町＝未定

▼奥尻町＝優先接種は設けず、町民における各年齢の接種枠の中で実施

(コロナウイルス関連 2021-06-22付)