札幌市　ワクチン優先接種対象　教職員等５３０００人　７月上旬から接種券発送へ

（札幌市 2021-06-25付）

　札幌市における新型コロナワクチンの優先接種対象となっている各校種の教職員および保育所・幼稚園等従事者などの総数は、約５万３０００人となる見通しだ。現在、接種希望者を集計しており、７月上旬から順次、接種券を発送する計画。このほか、１２～１５歳の生徒については、国の通知等を踏まえ、別途検討していく。

　２３日の第１回新型コロナウイルス感染症対策専門家会議で示したもの。

　市は、社会的機能維持の観点から、６４歳以下でクラスター発生のリスクが高い、保育所・幼稚園、小・中学校、高校、特別支援学校等の保育士・教職員、児童養護施設や児童会館等の従事者などを優先接種対象者としている。

　今回の計画では、優先接種対象者の内訳のほか、今後の接種に向けた見通しなどを示した。

　優先接種対象者の総数は約１４万人。

　このうち、保育所・幼稚園、児童養護施設、児童会館等従事者は約２万６０００人。小・中・高校、特別支援学校の教職員などは、約２万７０００人を見込んでいる。

　接種に向けて、各職域等で希望者を集計後、７月上旬から接種券を発送していく予定。

　このほか、１２～１５歳の生徒については、国の通知等を踏まえ、別途検討していくことを確認した。

　今後は、７月末までに高齢者の約８割、８月末に市民の約４割、１０月末までに約７割、１１月末までに約８割の接種を進めていく。

(札幌市 2021-06-25付)