道立美術館ポータルサイト開設　遠隔で作品鑑賞　各館ＨＰも一斉更新

（道・道教委 2021-07-02付）

気軽に作品を楽しむことができる（写真は三岸好太郎美術館）

　道教委は１日、道立美術館ポータルサイトを開設した。スマーフォンの利用や多元語化に対応し、道内における各美術館の所在地が一目で分かる道立美術館マップを掲載。各館のホームページもリニューアルしており、近代美術館と三岸好太郎美術館ではオンラインで館内を巡って作品を鑑賞できる「ミュージアムビュー」を実装。近代美術館では所蔵作品検索データベースを新たに公開した。

　国内外の多くの人々に道立美術館や展覧会を気軽に楽しんでもらうため、デジタル・北海道アートミュージアム事業の一環として整備したもの。

　近代美術館、三岸好太郎美術館、旭川美術館、函館美術館、帯広美術館のページでは、所蔵品、展覧会、交通アクセスなどの情報を掲載。日本語以外に、英語、韓国語、中国語、ロシア語のページを公開した。道内における各美術館の所在地が一目で分かる道立美術館マップを新たに作成し、スマートフォン対応の仕様となった。

　併せて、各美術館のホームページもリニューアル。近代美術館と三岸好太郎美術館では、オンラインで館内を巡ることのできるバーチャルツアーコンテンツ「ミュージアムビュー」を公開しており、展示室を含めた館内と前庭を３６０度のパノラマ写真で鑑賞できる。なお、展覧会やコレクションを動画で紹介する北海道リモート・ミュージアムもこれまでどおり公開している。

　近代美術館では、所蔵作品検索データベースを公開。キーワードや作品名などを入力することで、作品情報を検索できる。

(道・道教委 2021-07-02付)