スクール・サポート・スタッフ　３年度　９６２校に配置　１１校増　任用率８６・９％　道教委

（道・道教委 2021-07-02付）

　道教委は、令和３年度のスクール・サポート・スタッフ任用状況（５月３１日時点）をまとめた。札幌市を除く道内公立小・中学校、特別支援学校における配置校は９６２校で、２年度から１１校増加。任用率は８６・９％で、留萌の１００％をはじめ１０管内で８割以上となっている。

　スクール・サポート・スタッフは、教員が児童生徒への指導や教材研究などに一層注力できる体制を整備するため平成３０年度から配置。

　教室の換気や消毒、家庭への配布物の印刷・帳合、子どもの健康観察の取りまとめやデータ入力、電話応対など、教員の各種業務を支援。授業の準備や採点業務の補助など教員が行う業務のうち、専門的な知識や技能を要しない業務を行う。

　札幌市を除く道内公立小・中学校、特別支援学校における３年度のスタッフ配置校は５月３１日時点で９６２校。２年度配置校（最終）の９５１校をやや上回った。

　このうち、１人以上任用されている学校は８３６校で、管内別では、上川が１４０校、胆振が９３校、渡島が９１校などと続いた。

　配置校における任用率は８６・９％で、学校種別では小学校が８９・２％、中学校が８５・１％、義務教育学校が１００％、特別支援学校が６１・８％。

　任用率を管内別にみると、留萌が１００％、胆振が９３・０％、石狩が９２・４％となり、１０管内で８割以上となっている。

(道・道教委 2021-07-02付)