美唄尚栄高　建設企業に感謝状　除排雪等　教育活動支援

（学校 2021-07-05付）

　【岩見沢発】美唄尚栄高校（家近昭彦校長）は６月２９日、同校で市内の建設企業・㈱岸本組と、グループ会社で岩見沢市に本社を置く㈱丸庭佐藤建設に感謝状と記念品を贈呈した。両社が３月下旬に行ったグラウンドの除排雪・雪割と、岸本組の液晶テレビ・テレビスタンド寄贈に対するもの。家近校長は除排雪・雪割について「運動部の活動を早めに開始できる」と謝意を示した。

　グラウンドの除排雪・雪割は市内で工事を行う岸本組や丸庭佐藤建設などが合同で実施した。

　岸本組は過日、視聴覚用にと各学年に液晶テレビとキャスター付テレビ台を各３台寄贈。平成２９年にピッチングマシン、３０年に陸上トラックラバーマット、令和元年にスポットライト・スクリーン２台、２年に校章付垂れ幕・防災ヘルメットを寄贈しており、同校の教育活動を５年間にわたって支援してきた。

　この日、家近校長が両社の貢献に対して感謝状を贈呈。また、工業系列３年生の代表生徒３人が、記念品として金属製の「メタル折鶴」を手渡し「指を切らないよう気を付けながら、感謝の気持ちを込めてつくった」と話した。

　家近校長は、除排雪・雪割について「ことしは雪が多く、体育の授業やグラウンドを使う運動部の活動を早めに開始でき、とても助かった」と謝意を示した。

　岸本組の岸本友宏社長は「早めにグラウンドを使えるようにできてよかった。各用品の寄贈も、地元のスポーツや教育活動に貢献したいという思いで続けたい」、丸庭佐藤建設の南部真樹社長は「喜んでもらえてよかった。今後も何かあれば支援を継続していきたい」と話していた。

(学校 2021-07-05付)