道教育大とNTTデータ北海道　ICT活用等で協定　ＤＸ推進も　１２日調印式

（学校 2021-07-08付）

　道教育大学（蛇穴治夫学長）は、㈱NTTデータ北海道との事業連携協定を締結する。連携協力事項は「教育のICT活用化とDX（デジタルトランスフォーメーション）推進化」など３事項で、共同研究、研修、教材利用などで協力する。１２日に連携協定調印式を挙行する。

　協定は、道教育大が提唱する「HUE―DX」の実現に向け、ICT活用に知見や実践事例のあるNTTデータ北海道と連携して教育・研究の高度化や次世代における子どもの学びの質の向上を図ることが目的。

　連携協力を行う事項は①教育のICT活用化とDX推進化②地方自治体との産官学連携③子ども向けＩＴ教育施策―に関する３事項。

　①では、ＮＴＴデータ北海道の協力のもと、ＩＣＴに関する研修やICTやSTEAM教材を活用。GIGAスクールホットラインにおけるノウハウの提供を受けるほか、教育のＤＸに関する共同研究を行う。

　②では、教育委員会や道立教育研究所などと連携した研修の実施、サイエンスパークの出展などを計画している。

　③では、小学生を対象にプログラミングやＩＣＴ活用について学ぶNTTデータアカデミアにおける学生の参画を図る。

　協定調印式は１２日午後３時から、道教育大札幌駅前サテライトで挙行。蛇穴学長、ＮＴＴデータ北海道の梶保夫代表取締役ら関係者が出席し、協定書に調印する。

(学校 2021-07-08付)