道中研究大会宗谷・稚内大会　９月２４日遠隔開催　２日間を１日日程に変更

（関係団体 2021-07-12付）

　道中学校長会（三浦利章会長）は、新型コロナウイルスの感染拡大防止を図るため、第６３回研究大会宗谷・稚内大会のオンライン開催を決定した。当初予定していた２日間の日程を９月２４日の１日日程に変更。会場の様子を参加者に動画配信する。現在、運営方法を検討しており、より実践発表に特化した研究大会とすることを目指している。

　大会主題は「新たな時代を切り拓き　よりよい社会を創り出していく日本人を育てる中学校教育」。

　本年度は４ヵ年継続研究の２年目で、中学校教育において新学習指導要領全面実施の年であることから、副主題を「新学習指導要領全面実施、日本のてっぺん稚内から子どもに確かで豊かな資質・能力を育てる学校経営」に設定した。

　当初、９月２４・２５日の２日間日程で、会同による開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンライン形式による開催を決定した。

　稚内市生涯学習総合支援センターをオンラインホスト会場とし、午後１時３０分から開会式。全日本中学校長会会長による情勢報告を行うほか、５分科会を実施する。

　コロナ禍における新形式での運営となることから、実行委員会にオンラインシステム部を設置し、運営方法を検討している。本年度は、より実践発表に特化した研究大会を目指すとしている。

　分科会の研究課題はつぎのとおり。

▽第１分科会「社会に開かれた教育課程の実現」＝カリキュラム・マネジメントの推進（旭川市地区）

▽第２分科会「新たな時代に求められる資質・能力の育成と学習評価の充実」＝主体的・対話的で深い学びの実現を目指した学校経営の推進（釧路地区）

▽第３分科会「豊かな心と健やかな体を育む教育の充実」＝健康で安全な生活と豊かなスポーツライフを実現するための教育の充実（渡島地区）

▽第４分科会「多様化した学校教育課題に対応できる教員の育成と働き方改革の推進」＝教職員としての豊かな人間性や指導力の向上（札幌市地区）

▽第５分科会「家庭・地域や校種間における連携・協働の推進」＝学校の教育活動への参画を促す学校経営（空知地区）

(関係団体 2021-07-12付)