東日本高速道支社　交安出発式　走る車に気を付けよう　認定こども園児見学

（札幌市 2021-07-15付）

車両を見て「かっこいい」などと声を上げる園児

　東日本高速道路㈱北海道支社は１２日、支社事務所前で夏の全国交通安全運動出発式を行った。道警本部高速道路交通警察隊の隊員とともに、認定こども園おおやち（齊藤麻衣子園長）の年長組２０人が参加。「スピードダウン」「シートベルト着用」と書かれた横断幕を掲げ、手旗を振りながら、白バイやパトロールカーの出動を見送った。

　東日本高速道路道支社は毎年、年４回の全国交通安全運動週間に合わせて、道警と合同で高規格幹線道における安全・安心な利用を呼びかける運動を展開している。

　今回、１３日から２２日までの１０日間にわたる夏の全国交通安全運動週間を前に、認定こども園おおやちの園児を招いて出発式を挙行した。

　長内和彦支社長はあいさつで、夏季における全国的な高規格幹線道路の交通量増加を挙げ、「道内では特にその傾向が顕著」と強調。「いつでも安全・安心・快適な道路であるとともに、無事故でたくさんの思い出をもち帰ってもらうことが最高のサービスだと思っている。少しでも交通事故撲滅に近づけるよう、協力をお願いしたい」と呼びかけた。

　森田浩道警本部高速道路交通警察隊長のあいさつのあと、隊員が「出動します」と申告。園児たち２０人が横断幕を掲げ、手旗を振って見守る中、白バイの先導でパトロールカーが次々と出動した。

　齊藤園長は「間近でパトロールカーなどを見て、交通安全の大切さを肌で感じてもらえれば」と話していた。

(札幌市 2021-07-15付)