重機を描き乗車体験　奈井江小３年写生会　建設団体協力

（学校 2021-09-14付）

思い思いのアングルでスケッチする児童たち

　【岩見沢発】奈井江町立奈井江小学校（長谷川孝校長）は８日、同校で建設重機の写生会を行った。空知建設業協会協力のもと、３年生２８人が参加。思い思いに重機をスケッチしたほか、体験乗車も行うなど楽しい時間を過ごした。

　空知建設業協会の岸本友宏広報・企画委員長が中心となり、若い世代に建設業に興味をもってもらおうと取り組んでいるイベントで、ことしで５年目。昨年までは岩見沢市内のみの開催だったが、本年度から管内全域を対象に取組を拡大した。

　この日は、奈井江町の建設企業・（株）櫻井千田が大型のホイールローダー１台を用意した。隣接する町社会教育センター駐車場に児童が集合したあと、重機が大きな音を立てて登場。前面に取り付けたプラウの様々な動作が披露されると、児童たちは「大きい」「怪獣みたい」などと驚きの声を上げていた。

　岸本委員長があいさつし「きょうは一生懸命絵を描いて。あとで運転席に乗ることも、機械に触れることもできるので、思い出にしてほしい」と呼びかけた。

　引き続き、子どもたちは興味津々の様子で重機を囲み、仕上げの際に参考とするため各自のタブレットで写真撮影。そのあと思い思いのアングルで伸び伸びとスケッチしていた。

　最後に体験乗車も行い、子どもたちは普段見ることのできない運転席からの眺めを楽しんだ。また、空知建設業協会から記念品の自由帳を受け取った。

(学校 2021-09-14付)