函館高等支援　美化活動に参加　玄関口の環境整備　函館新道植樹帯除草など

（学校 2021-09-16付）

地元の景観美化に汗を流した

　【函館発】函館高等支援学校（立田俊治校長）は７日、函館花いっぱい道づくりの会主催の景観美化活動に参加した。１２人の３年生が、函館新道沿道に設けられた植樹帯の除草とマリーゴールドの花殻摘みを実施。折谷久美子代表の指導に耳を傾けながら一心不乱に作業に打ち込み、来訪者が快適な時間を過ごせるよう、市の玄関口の環境を整備した。

　函館花いっぱい道づくりの会の「はこだて花かいどう」の活動の一環。今回初めて地元の学校と連携することとなり、同校３年生１２人が参加した。

　活動エリアは、函館新道の函館ＩＣ付近。生徒たちは２班に分かれ、延長１㌔㍍の範囲に設けられた植樹帯の除草とマリーゴールドの花殻摘みを行った。活動の合間に周辺のごみを回収。２時間にわたり汗を流した。

　参加した生徒の一人は、「地域の役に立ちたかった。きれいになり、活動に協力できてよかった」と感想を。折谷代表は、次代を担う子どもたちの作業を頼もしくみつめながら、「今後も自分たちの手で地元を守っていきたい」と抱負を語っていた。

(学校 2021-09-16付)