紋別高等養護 興部道路事務所に 花壇用看板 製作・贈呈 道路美化奉仕活動の一環(学校 2021-09-27付)
完成した看板を手にする本間所長(左)、奥田校長(右)、生徒たち
【網走発】紋別高等養護学校(奥田雅紀校長)は14日、北海道開発局網走開発建設部興部道路事務所に花壇用の木製看板を贈呈した。国土交通省が推進するボランティア・サポート・プログラムの取組の一環として生徒が作成したもの。同校で行われた贈呈式には普通科の2年生6人が参加し、本間富美夫所長に看板を手渡した。
同校は本年度から、ボランティア・サポート・プログラムの実施団体に。道開発局と紋別市役所協力のもと、地域の道路を美化するボランティア活動に取り組んでいる。
6月下旬、1年生が同校周辺の国道沿いの花壇に、園芸科の1年生が5月から丁寧に栽培してきたマリーゴールドを植栽した。
また、花壇に立てる木製看板の作成にも取り組んだ。
デザインは普通科の2年生が考案。紋別市の特産品を模したホタテ型で、冬のオホーツクを象徴するクリオネをワンポイントとして描いた。
デザインをもとに木工科の3年生が看板を製作。糸のこを使ってホタテ型に板を切り出した。
興部道路事務所の本間所長が同校を訪れ、贈呈式を挙行。
デザインを担当した生徒は「紋別市の特産品であるホタテと冬のオホーツクを象徴するクリオネを、道路を通る人にアピールしたい」と話した。
本間所長は「地域の人がその地域に合った花を植えることで、道路を利用する多くの人美化意識やマナーの向上がみられるので助かる」と謝意を示した。
(学校 2021-09-27付)
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