道教委活動状況　２年度点検・評価　１１項目が計画どおり　道徳教育充実など８項目向上

（道・道教委 2021-09-28付）

２年度道教委の活動状況点検・評価結果（クリックすると拡大表示されます）

　道教委は、令和２年度道教委の活動状況に関する点検・評価結果をまとめた。３１の施策項目を「計画どおり」「概ね計画どおり」「進展あり」「進め方を検討」の４段階で評価。総合評価では、「計画どおり」が１１項目、「概ね計画どおり」が６項目、「進展あり」が１４項目、「進め方を検討」はゼロだった。前年度に比べ、「道徳教育の充実」など８項目で評価が高まった。

　道教委は、効果的な教育行政の推進や道民への説明責任を果たすため、平成２０年度から毎年度、学識経験者の知見を活用しながら事務の管理・実行状況を点検・評価。報告書を議会に提出・公表し、施策に反映させている。

　現行の道教育推進計画では、基本理念の実現に向けた目標として「社会で活きる力の育成」など６点のもと、３１の施策項目を設定。各施策では、計１７０の目標指標の進ちょく率による定量評価と数字で計ることができない定性評価をもとに総合評価を行い、「計画どおり」「概ね計画どおり」「進展あり」「進め方を検討」の４段階で評価している。

　２年度は、「計画どおり」が１１項目、「概ね計画どおり」が６項目、「進展あり」が１４項目、「進め方を検討」はゼロだった。

　前年度と比べ高い総合評価となった項目は「道徳教育の充実」「食育の推進」「学びのセーフティネットの構築」など８項目。一方、１０項目は変更なし、１３項目は前年度を下回る総合評価となった。

　道教委は今回の結果を踏まえ、道教育推進計画の目標達成に向けた施策の一層の推進に取り組むとしている。

(道・道教委 2021-09-28付)