札幌市　ワクチン訪問接種対象　個人や小規模団体も可　きょうから２９日まで受付

（札幌市 2021-10-08付）

　札幌市は、新型コロナウイルスワクチンの訪問接種事業の対象を拡大した。これまでは、高齢者施設や障がい者施設等の利用者などに限定してきたが、介護や育児等で来場が難しい個人や小規模団体なども対象とした。申込は、きょう８日から２９日まで受け付ける。

　新たに対象となるのは１２歳以上の市民で、①介護、障がい、育児等の理由によって接種会場への来場が難しい個人②職場、専門学校等の小中規模団体、町内会単位の集まりや子育てサークル等（１０～１００人程度）―となっている。

　実施期間は、１１日から１１月３０日まで。ワクチン接種１回目の最終接種日は１１月９日となっている。接種については、委託先のシミックヘルスケア・インスティテュート㈱が行う。使用するワクチンはファイザー社製。

　申込受付は、きょう８日から開始。団体の場合は、接種場所の確保・指定が必要になる。個人は、住所・氏名・電話番号・接種会場への来場が難しい理由、団体は、接種場所・団体名・代表者氏名・電話番号、対象者数を記入の上、メール・sapporo‐ｃｖ_e@cmicgroup.comで受け付ける。

　メールでの申込が難しい場合は、市新型コロナウイルスワクチン接種予約センター・電話０５０（３６８４）９２３８でも申込が可能。２９日午後６時まで。

(札幌市 2021-10-08付)