３定札幌市議会決算特別委員会（令和３年１０月１４日）　小中一貫教育周知で札幌市教委　リーフレット作成へ　家庭向け　子の学び支援

（札幌市 2021-10-15付）

　札幌市教委の相沢克明学校教育部長は、１４日の３定市議会第一部決算特別委員会で市が目指す小中一貫した教育の趣旨を周知するため、今後新たに家庭向けリーフレットを作成する考えを示した。市教委の『さっぽろっこ“学び”のススメ』と合わせた活用を促し、学校と家庭をつなぎ、子どもの学びや成長を一層支援していく。

　市教委はこれまで、中心となる義務教育段階の連携強化に向け、各中学校区を基本単位とした小・中学校が共同し目指す子ども像や具体的な取組を整理。系統性・連続性のある小中一貫した教育を推進するためのグランドデザインを作成してきた。

　相沢学校教育部長は、学校と家庭の連携協働について「子どもが難しいことでも失敗を恐れずに挑戦するようになるためには校種の違いを超えて共通の視点で切れ目なく子どもの育ちを支援し自己肯定感を育むことが重要」との認識を示した。

　その上で、今後、札幌市が目指す小中一貫した教育の趣旨を示した家庭向けリーフレットを新たに作成し、『さっぽろっこ“学び”のススメ』と合わせた活用を促すことで学校と家庭をつなぎ、子どもの学びや成長を支援していく考えを示した。

　伴良隆委員（自由民主党）の質問に対する答弁。

(札幌市 2021-10-15付)