道内初の公立夜間中学「星友館中」　半﨑さんに校歌制作依頼　札幌市教委　ＰＲ動画作成

（札幌市 2021-10-18付）

　札幌市教委の相沢克明学校教育部長は、１４日の３定市議会第一部決算特別委員会で来年４月に開校する道内初の公立夜間中学「星友館中学校」の校歌について、有名な楽曲を数多く手がけている札幌市出身のアーティスト・半﨑良子さんに制作を依頼することを明らかにした。今後、ＰＲ動画を作成し、ＳＮＳ等を通じて配信していく考えも示した。

　市教委は、８月２１日に市公立夜間中学について考えるシンポジウム、９月２６日と２９日に入学希望者を対象にした学校説明会を開催。生徒募集パンフレットと願書を様々な場所に配置するとともに、ＳＮＳ等で英語やベトナム語をはじめとした多言語によって情報発信するなど、星友館中に関する様々な広報活動に取り組んできた。

　また、市民から応募を募った校名に続き、校章についても市内の中学生にデザインを募集。４００件を超える応募があった。

　相沢学校教育部長は、星友館中の校歌について、今後、有名な楽曲を数多く手がけている札幌市出身のアーティスト・半﨑さんに制作を依頼する意向を表明。映像を活用した広報も効果的なことから、併せてＰＲ動画を作成し、ＳＮＳ等を通じて配信する考えを示した。「次年度以降についても積極的な広報に取り組み、世代を超えて一人でも多くの人に義務教育の機会を広げていきたい」と述べた。

　小須田ともひろ委員（自由民主党）の質問に対する答弁。

(札幌市 2021-10-18付)