道学校給食功績者表彰 受賞者の功績(道・道教委 2021-10-19付)
令和3年度道学校給食功績者表彰受賞者の功績概要はつぎのとおり(所属・職名は4月1日現在)。=敬称略=
▽安齊玲子(札幌市立栄中調理員)
29年の長きにわたり、給食調理員として従事している。
札幌市教委から調理主任の辞令を受け、衛生的な作業方法や札幌市学校給食共通献立(料理レシピ)の改善に尽力し、学校給食の安全性の向上、効率的な調理作業の確立に貢献している。
調理員研修では、講師として調理の知識・技術等について指導するなど、後進の育成に尽力している。
▽池田明美(滝川市立滝川第三小栄養教諭)
31年の長きにわたり、学校栄養職員および栄養教諭として従事している。
滝川市内提供食数最多の滝川第三小共同調理場において、職員の意識改革に精力的に取り組み、運営に尽力している。
地産地消を取り入れていく上で、地元産の食材を使用しての献立の考案や食育指導に貢献している。
▽上田由佳子(札幌市立北翔養護学校栄養教諭)
30年の長きにわたり、学校栄養職員および栄養教諭として従事している。
重度重複肢体不自由の児童生徒に対し、食形態に考慮した献立作成や調理の工夫と、学校給食を活用した食育の推進に積極的に取り組んでいる。
特別支援学校の取組について研究発表するなど、全道の栄養教諭などの資質向上に寄与している。
▽佐々木浩美(訓子府町学校給食センター元栄養教諭)
40年の長きにわたり、学校栄養職員および栄養教諭として従事した。
朝食欠食などの食生活を取り巻く社会環境の変化について、学校、家庭および地域が連携した食育を推進するため、こどもクッキング事業を毎年度実施し、食育の推進に尽力した。
学校給食の食材については、地場産品の使用を促進した。
▽西口亮一(猿払村学校給食センター所長)
7年にわたり、猿払村給食センター所長として学校給食業務に従事している。
安全・安心な学校給食を提供するため、衛生管理を徹底しているほか、学校と給食センターで連携を図り、栄養教諭等が活動しやすい環境・体制の整備に努めている。
道学校給食コンクールでは、給食センターが優秀賞を受賞するなど、北海道における給食振興に貢献している。
▽半田美知(美深町立美深中栄養教諭)
37年の長きにわたり、学校栄養職員および栄養教諭として従事している。
美深町学校給食センターの開設準備をはじめ、美深町における学校給食の普及推進に尽力している。
地元食材を活用した食育を推進し、豊富な経験と知識を生かし、学校給食の献立や食に関する指導の充実に貢献している。
▽堀内由美子(旭川市立東町小栄養教諭)
39年の長きにわたり、学校栄養職員および栄養教諭として従事している。
学校給食の充実や調理技術の向上に大きく寄与するとともに、豊富な知識と経験を生かし、リーダーとして後進の指導・育成に尽力している。
地域と連携した食育等の実践を重ね、学校給食の充実・発展に貢献している。
▽山廣伸幸(小樽市学校給食センター所長)
7年にわたり、小樽市学校給食センター所長として学校給食業務に従事している。
平成26年度に小樽市で開催された第57回北海道学校給食研究大会では、実行委員の中心として大会運営に尽力した。
食物アレルギーのある児童生徒のための指針となる「学校における食物アレルギー対応の進め方」の作成に貢献している。
▽吉田由美子(紋別高等養護学校調理員)
24年の長きにわたり、給食調理員として従事している。
生徒の個々の状況に応じて、調理を工夫するなど、生徒一人ひとりとのコミュニケーションを大切にしながら食育の実践に努めている。
衛生管理の重要性を深く認識するとともに、栄養教諭と連携し、安全・安心かつおいしい給食を提供している。
(道・道教委 2021-10-19付)
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