道教委・倉本教育長　渡島管内へ　幼小中連携など視察　３市町の教育施設訪問

（道・道教委 2021-10-22付）

楽しく遊ぶことができる施設等を視察した

　【函館発】道教委の倉本博史教育長は１８日から２日間、渡島管内の学校等を視察した。森町立さわら幼稚園などを訪問し、大島修子園長から施設設備の説明を受け、学校給食の提供など、幼小中連携した教育の活動を確認した。

　今回、倉本教育長は函館市、七飯町、森町の学校や社会教育施設などを訪問。１９日に訪れたさわら幼には、荒川裕美教育政策課長、渡島教育局の谷垣朗局長と成田仁教育支援課長、森町教委の増川正志教育長らが同行した。

　視察では、大島園長が教育目標や指導の重点について説明したあと、前年度に新設した施設内を見学。町の幼・小・中が連携した取組として、学校給食を同園でも提供していることや、近隣小・中学校との連携について確認した倉本教育長は「小・中学校との連携は、園児が小学校に入学した際も安心できる環境が整っている」と話した。

　また、遊戯室のボルダリング設置や、子どもが楽しみながら遊ぶことのできる工夫した施設整備を目にし、「このような空間で学び遊ぶ子どもたちはうれしいと思う」と印象を。

　園児が座る場所を確認できるよう、教室の床にテープで印を付けていることについて、倉本教育長は「小さな支援が特別支援教育の在り方につながっていく」と増川教育長ともに意見を共有していた。

(道・道教委 2021-10-22付)