道教委 公立小・中 通級指導対象者 5月1日現在6710人 言語障がい等 最多98%(道・道教委 2021-10-22付)
道教委によると、道内公立小・中学校における通級による指導の対象児童生徒数(5月1日現在)は、前年度同期と比べ453人増の6710人となっている。学習障がいなどを含む「言語障がい等(LD、ADHDなど含む)」が98・8%を占めた。
大部分の授業を通常の学級で受けながら、一部の授業について障がいに応じた特別の指導を特別な場で受ける通級指導は、平成5年度に公立小・中学校で制度化。
平成29年度の義務標準法の一部改正に伴い、通級指導担当教員の加配を13人に1人の割合に基礎定数化。30年度からは高校での通級指導も始まり、児童生徒一人ひとりの教育的ニーズに対応した指導、必要な支援に努めている。
5月1日現在、通級指導を受けている道内公立小・中学校の児童生徒数は6710人。学校数は11校増の226校、教室数は31教室増の492教室となった。
障がい種別では、言語障がい等が461人増の6629人と増加が続いている。
(道・道教委 2021-10-22付)
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