道教委　学習指導員等対象ＩＣＴ研修　基本的操作法など理解　初開催　活用促進へ２７０人研鑚

（道・道教委 2021-10-26付）

教育活動の充実に向け知識の向上を図った

　道教委は２２日、学習指導員、スクール・サポート・スタッフ等ＩＣＴ活用研修をオンラインで初開催した。学習指導員やスクール・サポート・スタッフなど約２７０人が参加。ＩＣＴ活用の考え方や基本的な操作方法への理解を深めた。

　研修は、ＩＣＴ活用の考え方やＩＣＴ機器の基本的な操作方法などの説明を通し、学校におけるＩＣＴの円滑な活用を促進することがねらい。

　学習指導員、スクール・サポート・スタッフのほか、ＩＣＴ推進担当教員、各教育局のＩＣＴ担当指導主事など約２７０人が参加した。

　はじめに、ＩＣＴ教育推進課の福士公一朗課長補佐が、１人１台端末の活用は多くの学校・教師にとって初めての試みであることから、「ＧＩＧＡスクール構想の実現には、学校教育に携わるすべての人の協力が不可欠」と指摘。研修をＩＣＴの知識の向上や日常の授業準備、児童生徒への支援に役立てるよう期待した。

　続いて、佐藤公敏主査が学校におけるＩＣＴ活用の実際について説明。主体的・対話的で深い学びの視点に基づく端末の活用事例を伝えたほか、オンラインによる共同編集機能や教材配布、課題集約など、クラウドサービスの活用例を示した。

　つぎに、山寺潤主査がＩＣＴ機器の基本的な操作や接続方法を具体的に紹介。充電・ログイン・インターネット接続など端末を授業で使うための準備、プロジェクター・実物投影機の接続方法や活用のポイント、トラブルへの対応方法を伝えた。

(道・道教委 2021-10-26付)