２者に感謝状を贈呈　札幌市　子ども文庫寄付で

（札幌市 2021-10-28付）

札幌キワニスクラブの小池副会長（左）と山根局長

　札幌市子ども未来局は、同局で絵本基金「子ども未来文庫」等の寄付に対する感謝状贈呈式を行った。１９日に札幌キワニスクラブの小池昭夫副会長、２１日に札幌南ロータリークラブの山谷英一会長に山根直樹局長が感謝状を手渡した。

　絵本基金子ども未来文庫は、企業や市民から就学前の子どもを対象とした絵本の寄付を募るもの。子どもが絵本とふれ合う機会の創出を目的としている。

　キワニスクラブでは、病気の子どもたちを励ます「キワニス・ドール」の製作・寄贈や札幌市内の児童養護施設への支援、児童虐待防止活動などに取り組んでいる。絵本の寄付は２回目。今回は、約１５万円分の絵本を寄贈した。

　南ロータリークラブは、親子暗唱大会など、地域貢献活動を実施。未来文庫への寄付は今回が初めてで、約２５万円相当となっている。

　１９日は小池副会長が絵本の目録を手渡したあと、山根局長が感謝状を贈呈。２年間継続しての寄贈に敬意を表した。

　小池副会長は「コロナ禍によって子どもたちも多くの時間を室内で過ごしている。少しでも子どもたちの元気につながれば」と話し、今後も継続的に寄贈していく姿勢を示した。

　山根局長は「子どもたちのための寄贈に大変感謝している。子どもたちも喜んでくれると思う」と話していた。

　２１日は山谷英一会長が目録等を寄贈し、山根直樹局長が山谷会長に感謝状を贈呈した。

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札幌南ロータリークラブの山谷会長（左）

(札幌市 2021-10-28付)