札幌市林間学校　本年度冬から再開　来年１月８・９日実施　スノーシューや防災炊事体験等

（札幌市 2021-11-11付）

　札幌市教委は、札幌市林間学校を本年度冬季から２年ぶりに再開する。来年１月８、９日の２日間、それぞれ日帰りでスノーシュー体験や防災炊事体験など、自然を生かした様々な野外活動プログラムを実施。翌１０日には、スノーラフトや自然体験ワークショップなどを行う「自然体験フェス」を開催する。申込締切は今月末まで。

　札幌市林間学校は、市内の青少年山の家と定山渓自然の村を会場に昭和５２年度から毎年実施している。市教委のほか、札幌市教育協会、札幌市野外活動教育研究会が主催。自主性・協調性・社会性を育むことを目的に、夏休みと冬休みの年２回開催。夏季と冬季それぞれの気候や市の自然を生かした魅力ある野外活動プログラムを企画し、両季を通じて毎年約１５００人の子どもたちが参加している。

　前年度の夏季と冬季、本年度の夏季は、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から中止に。市教委は、市内における感染状況を踏まえ、本年度の冬季から再開することを決めた。

　本年度冬季は、来年１月８、９日の２日間、それぞれ日帰りで実施。

　①青少年山の家１・２年生コース②青少年山の家３・４年生コース③定山渓自然の村５・６年生コース―の３コースに分かれて、各種プログラムを展開する。

　翌１０日には、青少年山の家会場でスノーラフトや自然体験ワークショップ、キャンプファイアーなど様々な体験プログラムを行う自然体験フェスを開催。定員は、感染症拡大防止の観点から親子１００組に限定する。

　このほか、自宅で参加できるオンラインのプログラムも用意している。

　申込受付期間は、１５日から３０日まで。林間学校、自然体験フェスいずれの申込も、市林間学校ホームページから申し込むこと。

　問い合わせは、市教委生涯学習推進課・電話０１１（２１１）３８７２、ＦＡＸ０１１（２１１）３８７３。

(札幌市 2021-11-11付)