札幌市立高校等　４年度入学生から　ＢＹＯＤで端末を統一　ＣｈｒｏｍｅＯＳを搭載

（札幌市 2021-11-10付）

　札幌市立高校など８校は、令和４年度入学生の１人１台端末の環境整備に向け、個人所有端末の学校持ち込み（Ｂｒｉｎｇ　Ｙｏｕｒ　Ｏｗｎ　Ｄｅｖｉｃｅ＝ＢＹＯＤ）で、生徒が購入する端末を統一する。札幌市立高校・特別支援学校長会において、端末の仕様等に関する協議で決定したもの。すでに市内小・中学校に整備されている端末の仕様を考慮し、ＣｈｒｏｍｅＯＳを搭載した端末を整備していく。

　４年度から、高校では新学習指導要領が段階的に実施。情報を適切に収集・整理・分析・発信する情報活用能力の育成やコンピューター等を活用した学習活動の充実が求められている。　一方で、高校・特別支援学校の高等部は、ＧＩＧＡスクール構想による端末整備の対象外。このため、市教委は市立高校・特別支援学校高等部の４年度入学生からＢＹＯＤで端末整備を進めていく方針を示している。

　この方針を受け、市立高校・特別支援学校長会において仕様などに関して協議。使用方法の継続性などを踏まえ、すでに小・中学校で導入しているＣｈｒｏｍｅＯＳを搭載した端末を高校７校、特別支援学校１校が統一して整備することにした。

　現在は、納入に向けた入札業務が終了。今後は、購入手続きなどについての準備を進めていく。

(札幌市 2021-11-10付)