山本建設に感謝状　稚内養護　作業学習協力で

（学校 2021-11-17付）

左から菊池社長、羽賀工務課長、小玉くん、後藤くん、澤田校長

【稚内発】稚内養護学校（澤田崇史校長）は１０月下旬、稚内市内の建設業者の山本建設（株）（菊池工社長）に感謝状を贈呈した。高等部の生徒たちが取り組んだ冬季滑り止め用の「ペットボトルの砂詰め作業」で、同社から材料や作業場の提供などの協力を受けたことに対するもの。澤田校長が菊池社長に感謝状を手渡した。

　当日は、澤田校長と教員２人、生徒２人が同社を訪問。山本建設からは菊池社長と羽賀新一工務課長が対応した。

　感謝状贈呈式では、澤田校長が「生徒たちが働く機会を提供していただき感謝する」と述べ、菊池社長に感謝状を手渡した。続いて、菊池社長が、砂詰め作業を手伝ってもらったことに対して「献身的に作業していただき、深く感謝する」と、高等部３年の小玉晴希くんに感謝状を手渡した。このあと、高等部２年の後藤颯馬くんが感想文を発表した。

　菊池社長は「生徒の皆さんは、道路の安全を守るというやりがいをもって作業学習に励んでくれている。今後も学習を支援する活動を継続していきたい」と話していた。

(学校 2021-11-17付)