上士幌高　上高マッチング販売会　地域に支えられ大好評　町産品使った商品が完売

（学校 2021-11-18付）

生徒たちはマッチングの考案と店頭販売を行った

　【帯広発】上士幌高校（渡邊邦夫校長）は５日、３年生選択科目ライフデザインでの商品開発と販売を行う「上高マッチング」の店頭販売会を道の駅かみしほろで行った。生徒１５人が参加。町名産のはちみつを使ったフレンチトーストや町内産の新鮮な牛乳を使ったコロッケをパンで包んで揚げた商品など、販売店とコラボレーションしてつくった商品を販売し、大きな達成感をつかみとった。

　「上高マッチング」は、町内の企業と高校が手を取り合い、高校生目線でまちのヒト・モノ・コトをつなげる上士幌高発信の企画。３年生選択科目「ライフデザイン」の一環として、道の駅かみしほろの店舗と新商品の開発や宣伝に４月から取り組んできた。本年度で２年目の取組。

　これまでに町内企業を訪問してレシピづくりや商品紹介の宣伝用動画制作、地域住民に向けた取組から学んだことの発表などを行ってきている。

　５日には取組の集大成となる商品販売会を実施。店頭には、町名産のはちみつをふんだんに使ったフレンチトースト「青春フレンチ」や、バジルとチーズの風味がよく合う「バジルピザサンド」、「パンにマッチングするスープをつくろう」を合言葉にイモを使った「ルピナスオマージュポタージュ」、町内産の新鮮な牛乳とコーンを使ったコロッケのタネをパンで包んで揚げた「コロモガパン」の４品が並んだ。

　生徒たちは商品提供と接客、会計などの役割を分担して準備した。

　会場には、地域住民、観光客が列をなし、開店するとお客さんが詰めかけ商品は完売。地域住民からは「４種類とも買った。とてもおいしい」と好評を得ていた。

　生徒たちは予想を上回る来客数に驚くとともに、地域住民に応援されていること実感していた。　

(学校 2021-11-18付)