道公立小・中・特女性管理職会役員会　“オール北海道”へ協力を　６年の全国大会へ準備本格化

（関係団体 2021-12-17付）

あいさつする川島会長

　道内１５地区の理事、役員・事務局員３５人が出席。ことしは５月の総会・研修会、８月の研究大会胆振大会がコロナ禍によって書面開催となったため、集合開催は７月の第１回役員会・研修会に続いて２回目となった。

　あいさつに立った川島会長は、コロナ禍等取り巻く状況を踏まえ、来年度から年３回の役員会のうち１２月の役員会をオンラインで開催する考えを示し、「本会は、顔を合わせること、一堂に会することで心を通わせることを何より大切にしてきている。これからもこの基本を大切にしていきたい」としつつ、「時代に合わせ、改革できるところは改革し、活動をより効果的にできるよう考えていきたい」と述べた。

　また、来年、同会創立５０周年記念式典と併せて開催する第４８回研究大会上川大会について、「上川地区では不測の事態に備え、オンラインでの開催も並行して検討いただいている」と述べ、主管地区会員に謝意を表した。６年度開催の全国大会にもふれ、「全国女性校長会の趣旨を踏まえ、本会のカラーも出しつつ“オール北海道”での実現のために、各地区の皆さんの協力が不可欠」と呼びかけた。

　続いて、石澤優子顧問があいさつ。「教育界では、不易と流行という言葉が使われるが、ここが、会の存在価値、不易なところだと思う。男女共同参画社会の推進には、個人ではどうしようもないことも、会として力を発揮できる」「何より学校経営を任せられる人材として、職能を向上させること。これも不易なところ」などと述べ、「その実現のために一つでも多く学ぶ機会」として各地区が主管となって開催している研究大会の意義と役割を強調した。

　議事に移り、３年度の会務中間報告、会計中間報告等について確認するとともに、４年度の運営方針案、研究主題案、各部推進計画案等について協議。

　６年８月１・２日に京王プラザホテル札幌で開催される第７４回全国公立小中学校女性校長会全国研究協議大会北海道大会にかかわり、来年５月７日の４年度総会・研修会の際に第１回運営委員会および第１回代表委員会を行い、開催に向け本格的に準備していくことを確認した。

(関係団体 2021-12-17付)