全国学力・学習状況調査　北海道版結果　計画的に振り返り活動　宗谷　地域と目指す姿を共有

（関係団体 2021-12-14付）

【分析結果】

▼小学校

▽管内の多くの小学校において、授業の中で目標（めあて・ねらい）を児童に示し、授業の最後に学習したことを振り返る活動を計画的に取り入れたことによって、国語の授業の内容はよく分かると肯定的に回答した児童の割合が高くなり、「言葉の特徴や使い方に関する事項」の領域が全国を上回ったと考えられる

▽管内の多くの小学校において、算数の授業で、公式やきまり、計算の仕方などを指導するとき、児童がそのわけを理解できるように工夫したことによって、算数の授業の内容はよく分かると回答した児童の割合が高くなり、「変化と関係」の領域が全国に最も近づいたと考えられる

▼中学校

▽管内の多くの中学校において、授業の中で目標（めあて・ねらい）を生徒に示し、授業の最後に学習したことを振り返る活動を計画的に取り入れたことによって、国語の授業の内容はよく分かると肯定的に回答した生徒の割合が高くなり、「話すこと・聞くこと」の領域が全国に最も近づいたと考えられる

▽管内の多くの中学校において、数学の授業で、問題の解き方や考え方の過程が分かるように工夫してノートを書く指導を行ったことによって、数学の授業の内容はよく分かると回答した生徒の割合が高くなり、「関数」の領域が全国に最も近づいたと考えられる

【学力向上の取組における改善点】

▼検証改善サイクルの確立

▽学校訪問等における第２回組織力強化会議後の各学校の検証改善サイクルの状況の把握、助言

▽チャレンジテスト等の結果分析に基づく各学校の改善状況の把握

▽定期的な校長・教頭研修の実施

▼授業改善の推進

▽算数・数学におけるオンライン研修等での授業モデルの提示

▽各種指定事業の指定校と連携した授業改善の取組の発信

▼学習習慣、生活習慣の確立

▽地域の産業、経済団体等の関係者との育成を目指す姿の共有および学校への支援体制の整備

▽保護者・地域住民を対象とした学びの機会を実施

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